エアコン修理のご依頼を頂きました。ありがとうございます。 しばらくエアコンは効いているのですが時々効かなくなる・・との事で点検開始です。確かにエアコンスイッチを入れて10分ぐらいするとエアコンが切れてしまいます。エアコンコンプレッサーまでの電源確認→OKです。この時点でほぼマグネットクラッチ故障ではないかと。次の点検ステップはマグネットクラッチ隙間測定でもやってみましょうか。・・・0.75~0.82・・・隙間が基準値から大幅にずれています。切れている時にハンマーで軽く叩くと入ったり切れたり・・ リビルトコンプレッサー交換のお見積りとマグネットクラッチ交換のお見積りをお出ししてお客様とご相談致しました結果マグネットクラッチ交換でいくことに。コンプレッサー交換費用の約半分程度の費用に抑える事が出来ました。今回の修理ご依頼 感謝致します。ありがとうございました。
点検結果 マグネットクラッチの隙間過大でした。高速回転状態でくっついたり離れたり・・過酷な状況ですり減って頑張ってたのでしょう。お疲れ様でした(´;ω;`)ウッ…
頑張ってくれた初代マグネットクラッチは多少固着していましたが何とか外れてくれまして 二代目?マグネットクラッチへと引き継がれました。
ここで一旦仮付け致します。何故仮付け?? ここからが地味に大変なのです。
先ほどの仮付けの意味です。隙間を調整しなければならないからです。その隙間0.3~0.4。シクネスゲージという写真に写っている測定工具を使用してコンマの単位で調整・・って文字だと簡単に思えますが 実際は数種類あるシムという調整ワッシャーを選び組み付けては測定→ダメならもう一度やり直して測定の繰り返しなんです。熟練の方は一発で決まるのでしょうね(汗)私は3回目で基準値内に入りました・・ 最近はコンプレッサーASSY交換が当たり前になり このような作業をしなくなってきております。久しぶりに初心に戻れました。修理ご依頼感謝致します!ありがとうございました。