第二章を御覧頂きありがとうございます。 今回の最難関ミッションは「完全に焼付いたエアコンコンプレッサーを中古エアコンコンプレッサーに交換して動くか試してみる」 もちろん配管洗浄やフィルター交換やエキスパンションバルブ交換なんて致しません。自動車電装修理のプロの方が読んだら失神ものかと思われますが、御客様御了承済みですので安心してお付き合い願えたら幸いです。
という事でカクカクシカジカ時は進み、中古のエアコンコンプレッサーが届きましたので作業開始となった訳でございます。交換自体は非常に簡単?ですので機材が揃っていて多少の知識(Google先生必須)が有ればDIYは全然可能レベルです。まぁ・・うん・・想像通りと言いましょうか・・エアコンコンプレッサーが焼付いた配管内はヤバさMAXでした。
エアコンコンプレッサー内は往年の日産スカイラインR32GT-Rばりのガンメタで萌え。間違い無く鉄粉は配管内で暴れまわっている事でしょう。過去何度か同じような修理?を経験していますが良い結果になることは稀でございます。 ひと夏だけでも・・もしかしたらガス補充だけで来年も・・そんな淡い期待を込め黙々と組んでいきます。
独学でエアコン修理を極めようと試行錯誤しながら数十年経過致しましたが、誰かと比べる事が出来ないので「井の中の蛙大海を知らず」状態で毎日不安な保安官。私の時代の職人さんって「見て覚えろ!」が基本でしたので独学必須。自分が努力せずスキルアップなんて無理ゲーな時代も良き。苦労はかってでもしろ・・ですか。今はGoogle先生が居るので良い時代となりました(7割間違ってるか嘘ですがww)
あぁ・・配管洗浄したい あぁぁぁぁぁエキパン交換したい あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁフィルター交換したあぁぁぁぁい! という欲望を押し殺しながら御客様の御要望通りのミッションをこなしてゆく訳です。ズボラでしょったれこきの癖に整備に限っては潔癖症レベルで病的神経質野郎の私。パンツ変えないで温泉入るような気持ち悪さを残しながら物語は佳境へ・・
しかしスズキさんの車のエアコンばっかり触っているような気がするのは気のせい? 木の精じゃないです。妖精じゃなく普通の氷河期世代のオッさんです。なんて話が渋滞するほどスズキ車のエアコン問題は尋常じゃないですので、気になる方はGoogle先生か池上彰師匠が教えてくれるはず。きっと不正問題なんて気にせずにダ〇ハツ車を購入する事でしょう。 という事で次回「緊急生放送! R134aガス補充ばかりしてオイルの補充を忘れた男」 おたのしみに・・