最終章ファイナル。第三章③を読んで無い方は腹筋100回およびスクワット2回必須。汗かいてから嘉門達夫。そのぐらいのリスペクトがシーホーな案件の最終章ですので刮目せよ。まぁ・・うん。想定通り直る気がせんのですよ。多分また警告灯はピッカリ点灯して御客様が「( ゚Д゚)ギャー」って電話してくるって預言100%的中案件。整備要領書さんはセンサーに異常無ければ「配線揺さぶれ」「コネクター揺さぶれ」なんてアナログな点検方法で何も起こらなければ「ECU交換」の可能性とか恐ろしい事書いてますしお寿司100貫。
やっぱECUか・・・なんて木綿豆腐メンタルな氷ガッキーおじさんは途方に暮れていた訳です。誰も助けてくれない孤独のグルメ・・もとい孤独の故障探求。あきらめの境地で基本・・整備要領書に従って点検始めますかって心を奮い立たせた所から物語は急転する訳です。
あくまで個人の経験上の話。TOYOTA車で配線、コネクタートラブルで警告灯って稀です。センサー故障、機器故障が大半で、配線、コネクターが故障原因だった場合は人為的に作られたトラブルが多かったです。変な電装品付けた時の配線ミスとか。それも疑ったのですが、こちらの御客様は一切変な電装品は取付されていませんでしたので残念ながら却下。なんて優秀な整備士を演じてみても進展するはずもなく・・・
とにかく何かしなくては!と基本に返り基本点検から。整備要領書はアウトオブ眼中で、過去の経験を信じ各部を点検していきます。水温センサー、エアフロセンサー・・・etc センサーと呼ばれる者共のコネクターおよび配線を黙々とチェキラー。そんな氷ガッキーにまさかの結末が・・
君のコネクターはちゃんと差さってないね。『Your Name』? ・・カム角センサー君って言うのか。はじめまして。氷ガッキーエマニュエルワトソン・ジョセフィンジュニアと申します。なんて会話を交わしコネクターを優しくカチリと差して差し上げました。・・・・・ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁ! 何がTOYOTAの工場長やぁぁぁぁぁぁぁぁ( ゚Д゚)ゴルァァァァァ!! とスーパーサイヤ人GODばりに炎のオーラが出まして差し上げました。
この警告灯が出るほんの少し前、某TOYOTA工場長の工場でEGR交換?清掃?をしていたんですよ。その時にこのコネクターを外しているはずなのに何故気が付かない? っかカム角センサー異常でクランク角センサー異常のフォルトコード検出なんて何処にも書いて無かった・・と思う(間違ってたら無視) っかコネクター抜けてて1~2週間警告灯が点灯しないプリウスって素敵やん。とモヤモヤした心を押し殺し満面の笑みで御客様に納車致しました。あれから約半年・・御客様より再点灯の連絡が来ませんので完治として今回の記事に至る。故障探求は闇のトンネル。そんな闇に魅せられた氷ガッキーおじさんの旅は続く・・・Bon Voyage!