いつもありがとうございます。夏も過ぎ去り秋が来たかなと思ったら寒過ぎる10月ですね。気温差の激しい近年は人だけでなく車にも厳しいのでしょうか・・ 今回の御依頼は「オーバーヒート」。冷却水が減るという御相談を以前から頂いていたのですが漏れ箇所が判明せずに数か月経過した後の出来事でした。結構な勢いで漏れているという連絡を頂きましたのでレッカー搬送で入庫して頂きました。しかし輸入車は・・何で5年経過の6万キロ走行程度で故障が頻発してしまうのでしょうか。よっぽど日本の環境は過酷なのでしょうかね???
エンジンの下から結構な勢いで漏れています。何処から漏れているのだろうと点検していくと・・インテークマニホールドの真裏辺りからのようです。全く見えませんが手を潜り込ませてみると細いパイプがグラグラと動きましたので引っ張り出してみました。 「ビックリ!( ゚Д゚)」見事に折れています。相変わらず冷却水パイプにプラスチックかよ・・はぁ。なんて思いながらネットで調べてみると出るわ出るわで良く有る事例のようです。これってリコールにならんの??ってぐらい。このパイプを交換するためにはインテークマニホールドを脱着しなければならないようです。
このパイプ周辺に断熱材?みたいなスポンジが有る為に少しずつ漏れた冷却水が吸い込まれて漏れ箇所がなかなか判明しなかったようです。熱を心配するならプラスチック?なんか使わなきゃいいのに・・ 断熱材?のコストや環境問題の方が・・なんて思ってしまいます。このパイプだけでなく何本もまだまだ危険そうなパイプやホースも使われていますので再び「オーバーヒート」するかもしれません。経年劣化を心配して全部を交換というのも現実的ではないですし費用も・・ BMWだけでなく近年の車はプラスチック?を多用しています。それに関するトラブルも増えているような気がします。5年持てば良い・・なんて考えてませんよね・・メーカーの開発者さん。長く使える方がECOなんじゃないでしょうか。なんて偉そうに言ってみました。今回の御依頼ありがとうございました。また何か有りましたら宜しくお願い致します。