新潟県新潟市　車の鈑金塗装・車検、カーメンテナンスは 創栄自動車へ

エアコンガスの漏れ箇所を特定する為には大まかに２種の点検方法が有ります。①蛍光剤注入　こちらはエアコンガスに蛍光剤を注入・・漏れた箇所に紫外線ライトを当てると光るので特定出来るという優れた発明品。しかしエアコンが稼働してガスが循環してくれないと正確には漏れ箇所特定出来ないので一応エアコンが稼働する・・が使用条件でしょうか。　②リークテスタ　画像のカラオケマイクみたいなヤツですがコレも優れものです。ガス漏れ箇所に近づけるだけで警告音が鳴り教えてくれます。・・しかしですね・・ピンポイントでの特定が難しいのと誤作動が激しいというデメリットも有ります。私の息でもオナラでも芳香剤でも反応しちゃいます。なんという事でしょう・・

エアコン修理の永遠の課題？「エバポレーターからの漏れ点検方法」・・細かく書くと大変な文字量になってしまうので割愛しますがコレが大変なんです。①蛍光剤注入だと漏れ箇所なんて確認出来ませんので「見える範囲で蛍光剤が光らないのならエバポレーターっしょ！？」なんて推測でダッシュボード降ろしてエバポレーター交換コースをイチバチでやられている整備工場さんは多いようです。当社は①蛍光剤注入して見える範囲の漏れを確認・・②リークテスタでエバポレーター周辺を徹底検証。ブロアモーターやレジスタなどを外してリークテスタを突っ込んで徹底的に検査します。BMWさんやMINIさんのエバポレーター漏れ点検特殊工具は純正設定で存在しているのですが工程が面倒クサ＝点検工賃も高くなる。という事でコスト的に①と②を使うのが一般的なのでしょうね。

今回もエバポレーター周辺に若干の反応は有ったのですが交換費用を考えたら現実的ではない！？との事で蛍光剤が光っていたコンデンサーのみ交換で様子見・・という事で作業スタートです。当社の凄腕整備士にかかれば難なく完了。有りガトーゴザマス。エアコンもバッチリ効きますね。冷え冷えで凍えそうな勢いです。昔の車のエバポレーターってグローブボックス外して５個ぐらいのネジ取れば外れたのに・・・って愚痴を言っても始まりませんがメーカーの設計者の方は現場と御客様に思いを馳せて車作りしてますか？って話。売れればいい・・って売れない車ばかり世に出してる暇が有ったら自分が設計した車の修理を自分でしてみろって話。なんて暑さで頭がイかれたジジィの戯言ですが昔の車のワクワクは時代のせいだったのでしょうか？　ここ最近の車のカッコ悪さと言ったらもう・・　まぁ時代なのだとしたら車は家電製品になってしまったのでしょうね。自動運転やらＥＶ・・パワー？運転？何ソレ美味しいの？　３０年後の自動車業界ってどうなっているんでしょう。私はおそらく閻魔様にバッチバチにしごかれて舌を抜かれて地獄の釜で・・　３０年生きて見てみたい気持ちも有りますが閻魔様も餓鬼も見てみたいので「閻魔様と行く地獄ツアー２０５３～餓鬼シェフの気まぐれ地獄釜～」へボン・ヴォヤージュ。今回は有り難う御座いました。それでは・・・Bye