いつもありがとうございます。警告灯の点検御依頼を頂きました。自走不可能という事で当社からレッカーと代車を手配してお預かり致しました。こちらの御客様もそうですが最近は新潟市外からの御依頼が増えてきています。新潟は外車の受け皿が少ないですから大変です。これだけ修理工場が有るのに何故に40Km先の市外の当社まで??なんて不思議に思いますが有難い事です。5年経過した外車は必ず何か起こります。(5年以内はデラ保証ですからお金はかかりません)何か起こるなんてもんじゃありません(笑) とにかく近場での主治医を探しましょう。
かかりつけ。必ず行く医院、病院って有りますよね。国産車ではほぼほぼ必要性は感じませんが外車は絶対必要です。技術、知識、工具・・全てが国産車とは違います。「外車が安かったうぇぃ、買ったった」「そばのモータースで直せるろ?」たいがい断られますね。受け付けてくれても外注かディーラー行きでしょう。安物買いの・・止めておきましょう。最近とても多く聞くお話と経験でした。こちらのボルボの御客様も怖かったでしょう。故障を確認するために試乗に出たら・・怖くて3分で戻りましたよ(笑) エンジン吹けないわ ミッション?ブレーキ?ガクガクだわでまともに走れませんもの。さぁいつものテスター診断機でボルボ君とお話しましょうか。
NAVY 海軍じゃないです。たくさん入ってますね。とりあえずデーター保全、関係ない異常コードを省いて各種モジュールの異常コードの関係性を見ながらの推測作業に入ります。最近は国産、外車を問わず整備要領書の開示をディーラーは基本的にしてくれません。基本的なので少しは協力してくれますが忙しいと1週間ぐらい相手にしてくれません(笑)ですので自分で努力しなければなりません。経験と勘を信じてテスターとにらめっこ、時々GOOGLE先生とお話。本当にGOOGLE先生が居なければ整備なんてやってられません。便利な世の中になりました。アメリカのJOY君から参考になる事例を頂きまして早速点検をしていこうと思います。
詳細なデーターを頂けないので手探りでの故障探求は面白くも有り果てしない闇のような迷宮のようでもあり・・なんてカッコ良いものではなく御客様に対する責任を背負った物凄いプレッシャーがかかっております。結果は有る場所をゴニョゴニョしたら警告灯は消え、60Kmほど試乗しても再現しませんでした。最後は40kmほど先の御客様の職場まで自走で納車。トータル100Kmほど試乗して現象再現せずでの結果となりました。それが本当の原因だったのかは分かりませんが3か月ほど御連絡が有りませんので大丈夫なのかな?と思い施工事例をアップさせて頂きました。モヤっとした結果ですがモヤッとするぐらい単純な施工で警告灯が消えてしまったので半信半疑の状態です。これが外車とCAN通信の面倒さでしょうか。今回の御依頼ありがとうございました。遠いですが何か有りましたら御相談下さい。お待ちしております。